こんなお悩みありませんか⁇
・走るとアキレス腱が痛くなる
・ジャンプや階段で痛みが出る
・歩いても痛みが出る
・痛みがあるところを押すと痛みがある
・朝起床時の一歩目が痛い
このような症状がある場合、アキレス腱周囲炎が考えられます。
そもそもアキレス腱周囲炎とは⁇
アキレス腱はふくらはぎの筋肉が移行してかかとに付着する腱のことです。見た目にも分かりやすく、とても太い強靭な腱であり、かかとの骨との摩擦も多いため、それを防ぐために緩衝材のような袋(滑液包)があるほどです。
普段はふくらはぎの筋肉も滑らかに動いて摩擦も最小限なのですが、ふくらはぎの筋肉が硬くなると、アキレス腱が引っ張られてしまい、かかとの骨や滑液包との摩擦が大きくなり、痛みや腫れなどの症状が出ます。それぞれをアキレス腱炎、滑液包炎といい、これらの総称をアキレス腱周囲炎といいます。
どちらの場合でも、原因はふくらはぎの筋肉の硬直なのですが、それを引き起こす原因は様々で、その原因をそのままにしてしまうと、マッサージや痛み止めなどを服用してもぶり返したり、なかなか痛みが引かないなど症状が長期化してしまうことも多いようです。
当院が考えるアキレス腱周囲炎の原因と施術法
ふくらはぎの筋肉を硬直させる原因として多いのが糖質過多、そして摩擦による炎症を引き起こす原因として多いのが扁桃腺の機能低下です。
一見、関係なさそうな要因ですが、糖質は多くなりすぎると筋肉を硬直させてしまう性質があり、それは大きな筋肉ほど影響が出やすくなります。特に下肢(股関節から足まで)の筋肉は大きいので、股関節の腸腰筋、ふくらはぎの下腿三頭筋、裏もものハムストリングスなどには硬直させてしまう悪影響になってしまいます。
「そういえば、糖質多いかも…」と心あたりがあれば、まずは半分に、慣れてきたらさらに半分にしていきながら、施術でも糖代謝を上げると、筋肉の硬直は取れていきます。
一方、扁桃腺の機能低下は、空気中に含まれるウイルスや細菌を容易に体内に侵入させてしまい、関節や靭帯、腱などにも入り込み、炎症を強くさせてしまいます。これを病巣感染といいます。
口呼吸が多くなると扁桃腺の機能低下を起こしやすくなるので、スポーツをしていて痛みがある場合は、しっかり扁桃腺の機能を施術することで痛みの軽減が期待できます。
また、スポーツをしていると足裏の筋肉が疲労し、ふくらはぎの筋肉を硬くさせてしまいます。
そのため、スポーツをする前後でゴルフボールなどで足裏をほぐすと、ふくらはぎの筋肉の疲労が溜まりにくくなります。
これら3つを普段から気をつけるようになると
・疲れが溜まりにくくなる
・怪我の予防になる
・柔軟性が上がりパフォーマンスが向上する
などの効果も期待できるようになります。