腱鞘炎

このようなお悩みありませんか⁇

・握る動作で指が痛い

・ペットボトルを開けるのが痛い

・床に手をつくと痛い

・抱っこすると手首が痛い

・荷物を持つと痛い

これらの症状がある場合、腱鞘炎の可能性があります

そもそも腱鞘炎とは⁇

筋肉は骨に付着して関節を動かしていますが、骨につくには細くならなければ付くことがでないので、ひも状の「腱」になり、骨に付着します。また、腱は周囲との摩擦が大きいので、「腱鞘」という組織に覆われて、摩擦を防いでいます。

ですが、腱が筋肉の疲労や硬直により、腱鞘よりも太くなることがあります(腱の肥厚と言います)。

こうなると、腱と腱鞘で摩擦が起こり、痛みや動かしづらさ、固まって動かなくなるなどの症状が出ることを腱鞘炎と言います。

また、腱と関節との摩擦で症状を引き起こすことも腱鞘炎に入ります。

痛みが強くなると熱感や腫れなどの炎症症状が強く出るので、医療機関では痛み止めや湿布、筋肉へのリハビリや電気療法などを行うことがあるようですが、治っては痛くなりを繰り返すことも多いようです。

当院が考える腱鞘炎の原因と対処法とは⁇

先程述べたように、腱鞘炎の主な原因は筋肉の硬直により、腱が周囲との摩擦が起こることです。

腱鞘炎は指や手首など、細かな動きをする関節で起こりやすいですが、そもそも腱鞘炎を引き起こす原因となる筋肉が硬くなるのは、指や手首よりも大きな動きをする肘や肩、肩甲骨がしっかり動かないことが起因しています。

つまりは、その分、指や手首を動かさないといけないので、疲労が溜まりやすい状態であるということになります。

手首や指周りの筋肉だけでなく、肩甲骨や肩周りがしっかり動かせるようにその周辺の筋肉にもアプローチしていきます。

また、炎症が起きている場合、患部の摩擦によるものだけでなく、身体が炎症を起こしやすい状態になっていることもあります。

それは免疫の低下による反応です。

免疫の低下により、空気中のウイルスや細菌などが身体に侵入し、関節の中で増殖して炎症を引き起こしていることもよくあります。これを病巣感染と言い、関節の痛みではよく起こる現象です。

上記のように患部だけでなく、関連する隠れた原因にアプローチすることで、

・再発の防止

・未病治(これから起こりえる痛みや不調を予防する)

・他の疾患にかかりにくくなる

などの効果も期待できます。