ぎっくり首

こんなお悩みありませんか⁇
・朝起きたら痛くて首を動かせない
・振り向いたらそのまま首が動かせなくなった
・重いものを持ったら首が痛くなった
・デスクワーク中に首が固まった
・くしゃみや咳をしたら急に首が痛くなった

このような症状がある場合、ギックリ腰ならぬ、ぎっくり首になってしまった可能性があります。

そもそもなんでぎっくり首になるの⁇

ぎっくり首は急に首が痛くなった症状の俗称のようなもので、医学的には「急性頚椎症」と言います。
上記のような些細なことで起こるものは、骨や神経の損傷ではなく、首や肩周りの筋肉の急激な収縮により痛みや動きの制限がかかってしまいます。
病院や整骨院などでは痛み止めや湿布、場合によっては首を固定するカラーの装着、マッサージや温熱療法などで対処するようですが、クセになってしまうことが多く、初めてなる方ももちろんいますが、ほとんどの場合、年1、2回やかなりの頻度繰り返している方が多いようです。

当院が考えるぎっくり首の原因と施術法

ぎっくり腰と同様に、ぎっくり首も痛みが出た動きが原因ではなく、その程度の動きでぎっくり首になってしまうほどの他の原因が溜まりに溜まって出てしまう症状です。
首や肩周りの筋肉の日常的な硬さが主な原因は、
・目の疲労
・ストレス
・糖質過多(筋肉を硬くさせます)
・足の冷え、頭の熱感
などが考えられます。
また、急激な痛みがある場合、上記と共に原因となるのが、扁桃腺の腫れです。
扁桃腺はウイルスや細菌などが体内に入ってくるのを防ぐはたらきをしていますが、口呼吸や呼吸が浅い、水分が足りていないなどの状況になるとはたらきが鈍くなり、徐々に扁桃腺が腫れてきます。
扁桃腺が腫れると、反射で周りの筋肉を収縮させ、また炎症反応も強く出るようになり、もうワンアクション起こせばぎっくり首になる状況になるわけです。

まずは扁桃腺のはたらきを正常に戻すと、腫れが消え、痛みは残るけど首が動かせるようになります。
首が動かせるようになると、筋肉もほぐれてくるため、徐々に痛みがなくなっていきます。
まずは動かせるようになること、それが早く痛みがなくなるために必要なステップとなります。
・日々のぬるま湯うがい
・1日1回の鼻うがい
・冷たい飲食物を避ける
・就寝時に口が開かないようにテープをする(100円ショップなどでも購入できます)
などの扁桃腺のケアをすると、年何回も繰り返している方の予防策になるのはもちろん、普段の肩や首の凝りが少なくなったり、疲れにくくなったりするなどの効果も期待できます。