膝の痛み

このような症状でお困りではないですか⁇
・歩くと膝が痛い
・階段の昇り降りが辛い
・しゃがむと痛みが出る
・走るとだんだん痛くなる
・立ち上がる時に痛い

そもそも何で膝は痛くなる⁇
膝は股関節をつくる大腿骨と足首のくるぶしになる脛骨と腓骨、また膝の動きをガイドする膝のお皿である膝蓋骨からできる関節です。
そのため、股関節や足首の動きの影響を受けやすく、痛みを発症しやすい箇所と言えます。
主なはたらきは膝の曲げ伸ばしのみですが、体重を支えたり、曲がった状態では捻りの動きにも関与するなど、相当な負荷に耐えられるように靱帯や半月板などの緩衝材のような役目をする組織も多く、負荷が多いとこれらを損傷したり、また周りの筋肉や腱も損傷することもあります。
その損傷の原因となるのが、膝周りを覆っている筋肉の硬直によるものです
これらの筋肉が硬いと、膝関節の間隔が狭くなり、半月板や軟骨との摩擦が大きくなり、損傷により水が貯まるなどの症状も起こるようになってしまいます。
また、関節の柔軟性も低下するので、靱帯への負荷が大きくなり、靭帯炎や断裂などを引き起こしやすくなります。

膝周りの筋肉が硬直する原因は様々ですが、
・座っている時間が長い
・立ちっぱなし
・膝が内側に向いて、つま先が外に向く姿勢
・膝が外側に向いて、つま先が内に向く姿勢
なども考えられますが、それ以前に硬くなりやすくなる隠れた原因もあります(後述します)。

そのため、膝の痛みを長年患っている方や、繰り返し起きてしまう方はこれらの原因がそのままのため、
・病院で電気の治療を受けているが、症状が変わらない
・薬を処方させているが、痛みが引かない
・リハビリをしているが、機能が回復しない
などの悩みを抱えている方も多いようです。

当院が考える膝の痛みの原因と対処法
膝の動きや痛みの出る動作をチェックをした後に、腹診や脈診などから次のような隠れた原因がないかを診ていきます。
内臓下垂
 →体重が前にかかるようになるため、膝周りの筋肉への負担が大きくなる。また膝の向きが変わり、姿勢が悪くなる
糖の摂取過多
 →膝周りだけでなく、全身の筋肉や内臓の筋肉も硬くなりやすくなる
目の疲れ
 →股関節の動きを制限し、膝への負担が大きくなる。また、内腿の筋肉(内転筋)が特に硬くなりやすい
扁桃腺の弱体化
 →スポーツなど口呼吸になることが多いと起こしやすくなる。
膝だけでなく、全身の炎症反応が出やすくなる
なども原因になります。
一見、膝とは関係なさそうにも見えますが、前途のように膝はとても負荷がかかりやすい箇所なので、痛みや不調の再発が多いのです。
これらの原因があると、良くなってはまた悪くなるの繰り返しが起こるようになるので、まずは土台をしっかり作ることが大事です。
当院では膝周りの筋肉がなぜ硬直するのかの原因からアプローチすることをメインに施術を行います。
それにより
・早期の回復
・症状のぶり返しの予防
・その他の箇所の痛みの予防
などの効果も期待できるようになります。